精神と物質のあいだ

哲学系ブログ。あたりまえの中にあるあたりまえじゃなさについて書いています。

自我を見抜く本

こんにちは。ナナコです。

今回は、面白い本のご紹介です。

 

?それ?は在る―ある御方と探求者の対話 (覚醒ブックス)

?それ?は在る―ある御方と探求者の対話 (覚醒ブックス)

 

 

この本を読んで、いわゆる真我と呼ばれているものに気づかない人はいないんじゃないか、と思います。分類はスピリチュアル本になると思いますが、ところどころ理屈っぽく、古代哲学に近い感じ。

帯に上級者向けと書いてあってびっくりなのですが(何の上級者なのかも分かりませんが)、こちらの本は質問と返事で話が進むので、スピリチュアル的話題を取り扱う本の中では一番読みやすいタイプの本です。

ところで、スピリチュアル界では、哲学はけちょんけちょんに言われることが多いですが、理屈は正誤を示すことができます。その示される正誤で、思い込みはかなりのところまで切り捨てることができます。理屈ってほんと嫌がられていますけど、正誤を使わずにどうやって生活するんでしょうか?買い物どうやってするの??

そして、言葉が分かれば分かる、という平等さ!もし分からなくても「分からない」ということがはっきり分かる良さがあります。本か何かで「何十年と瞑想してるのに、何も変わらない、何も分からない…」という嘆きの言葉を見たことがありますが、こういう恐れは一切なし。
大事なところに線引っ張りながら読むような読み方をせず(図書館の哲学本、ほんっと書き込み多い…-_-;)、無心で読めば、わざわざ瞑想とかあやしい行為しなくたって、悟るまではいかなくとも、見えてくるものもあるのになぁ。

 

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哲学の言い分