精神と物質のあいだ

哲学系ブログ。あたりまえの中にあるあたりまえじゃなさについて書いています。

巡る人権侵害

こんにちは。ナナコです。

大分時間が経ってしまいましたが、杉田議員の「LGBTは生産性がない」という発言?と、その発言について文句を言う人たちについて思うことを書いてみようと思います。
東京新聞:LGBTに「生産性ない」 自民、杉田議員を指導:政治(TOKYO Web)

 

LGBTは生産性がないということ、良い悪いは別として、事実ではあるなぁと思います。正確に言うと、それが全てではないけれども、そういう一側面がある、ということです。

だから、話の聞き手側にも問題があるように思います。事実の一側面としてあるのに、それを「差別だ!人権侵害だ!」と否定して、怒る。。

彼らに「生産性がない=蔑むべきこと」という価値観があることが、見て取れます。だとしたら、彼女を批判する人たちも、LGBTのことではないかもしれないけれど、誰かを、何かを蔑視している。誰かの人権を、侵害している。立場による露呈のしやすさの違いがあるだけで、していることは、皆同じだと言えるでしょう。