バカにできない言霊
こんにちは。ナナコです。
今回は「思ったことを言う」ことについて書いてみようと思います。
前回の記事「非難することされること」で、人に「バカ」と言うのも、言った人にとっては「<バカ>と思ったから言っただけ」という自由な意見のやりとりのつもりなのかもしれない、ということを書きました。
でも、言われた側はやっぱり気分を害する場合が多いですよね。。
「バカ」という極端な言葉でなくても、良かれと思って言った言葉がかえって相手を傷つけてしまった、なんてこともよくある話です。
言葉を思い通りに使っている気がしますけど、意外とできてないことも多いようです。
そもそも私たちは言葉を「使って」いるのでしょうか。
会話、LINE、メールなど言葉でのやりとりに一喜一憂したり、「明日は午後から雨でしょう」という天気予報を聞いて傘を用意するなど、私たちは言葉によって感情も行動も変わります。
「思ったことを言う」。その「思ったこと」はどこから来たのでしょうか。そのことについて思う前にそのことについて思わないようにする、ということは私たちにできるのでしょうか。
こうして考えてみると、私たちは言葉を使っているのではなく、言葉に使われている、という面があるといえます。
「言霊」は迷信だとバカにできませんね。