精神と物質のあいだ

哲学系ブログ。あたりまえの中にあるあたりまえじゃなさについて書いています。

ご主人様と奴隷

こんにちは。ナナコです。

Hajime Kinoko氏の緊縛ショーを観ました。エロ美しかった……!

 

そのケはないので、面白さはもしかしたら半分も感じられていないのかもしれませんが、テキパキ縛って、女の人のポーズがどんどん変わっていくのは圧巻でした。
手際がすごくよかったので、簡単そうに見えましたが、縄がキツすぎたら、血流が悪くなって危険だし、緩すぎたら落ちて、それもまた危険だし、いちいち「どうですか?」とか聞くわけにもいかないし(笑)、実はかなり難しいんでしょうね……

縛られている嬢は、氏のされるがまま。当たり前かもしれませんが、優位性があるのはSの方かと思います。SM以外のご主人様と奴隷の関係性を考えても、どちらに優位性があるかなんて、考えるまでもなく、ご主人様の方でしょう。

ですが、SMは1人では出来ない。ご主人様1人部屋にぽつんでは、何も出来ない。笑

奴隷がいないと、ご主人様はご主人様としていられない。その逆もまた然り。ということは、お互いがお互いなしでは、それとして存在できない。その意味で、ご主人様と奴隷は対等だと言えるでしょう。どちらが優位かそうでないか、というのは、気分の問題であり、本質的なものではない、と言えそうです。